障害者の特性と配慮方法

内部障害者(小腸機能障害・ヒト免疫不全ウイルス)

原因は色々ありますが、食物の消化・吸収を行う小腸の切除、小腸の機能低下の為に正常な栄養維持が出来ない、または困難な人の事を言います。食事制限がある人や何も食べられない人は、栄養補給として鼻、もしくは直接腹部からチューブを通し栄養補給をします。これを経腸栄養と言います。

また、鎖骨下静脈からカテーテルを入れて輸血ラインを確保して、輸血ラインを通って高カロリー輸血をします。これを中心静脈栄養法、又は高カロリー輸血療法と言います。小腸機能障害者への配慮法は、風邪をひいている時はうつさない様にしましょう。

感染すると、栄養状態が悪くなったり、貧血になったりします。そして、栄養補給(経腸栄養)する方は、決まった時間に注入しなければなりません。必ず把握しておいて下さい。温度が高い職場や肉体労働系の職場は、脱水症状や電解質のバランス異常が起きやすく危険なので、避けて下さい。

ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫機能障害 HIVとは、ヒト免疫不全ウイルスと言います。症状は、このウイルスが人間に感染し発病すると、体内のリンパ球を破壊して免疫機能が弱まり、発熱、下痢、体重減少、全身倦怠感等が現れます。免疫不全状態に日和見感染症を発症した状態がAIDS発症となります。

配慮法ですが、現在、治療法は格段に進歩しましたが、いずれも生命の維持に関わる機能障害です。服薬や通院の状況を把握しておきましょう。そして、一番大事な事は、HIV・AIDSへの根拠のない誤解、偏見、差別を防止して正しい知識を身につける事がとても重要な事です。