障害者の特性と配慮方法
内部障害者(呼吸器機能障害・膀胱、直腸機能障害)
呼吸器機能障害は、正常な人は呼吸する事によって酸素を取り入れ、科学的燃焼により生じた炭酸ガスを体の外に出すことにより、生きています。呼吸器障害は、肺の機能が低下して酸素と二酸化酸素の交換がうまく出来なくなり、酸素が不足した状態になる障害です。
原因としては、慢性肺気腫、慢性気管支炎等の慢性閉鎖性肺疾患、慢性呼吸不全等による呼吸機低下です。それに伴い、日常生活も制限されてしまいます。呼吸器機能障害の人には、酸素ボンベを携帯して吸わなければいけない人がいます。
しかし、「ボンベを持つのは重い」「周りの目が気になる」等の理由から使用してない人もいます。企業で雇用した時の配慮は、障害者の不安な気持ちの理解に努めて酸素ボンベが必要な人には、しっかりさせるようにしましょう。そして風邪をひくと気管支炎・肺炎等、重篤な病気になります。
注意しましょう。もうひとつは、勤務が長時間になると、もともと慢性的な呼吸困難・息切れ・咳の症状があるので、障害者には辛い事です。短時間勤務で椅子に座れるような仕事の配慮をしていきましょう。膀胱、直腸機能障害は、膀胱や大腸の病気等が原因で膀胱・直腸の機能の低下や機能を失ってしまう障害です。
そういう人には、排泄物を外に出すための「人工肛門」「人工膀胱」を増設する人もいます。企業側の配慮は、障害場所が排泄機能なので、担当する上司は同性の方が話をしやすいと思います。トイレですが、この障害の人は、便や尿を溜めておく袋(パウチ)を腹部に付けてあります。パウチに溜まった排泄物は捨てなければいけないので、広めの洋式の設備が必要です。