障害者の特性と配慮方法
視覚障害者
視覚障害者には、視力が無い人、弱視(日常生活や就労等で不自由がある人)がいます。原因は、先天性のものや中途視覚障害者等がありますが、中途視覚障害者でみると、最も多い原因は、現在の成人病の一つである糖尿病です。次に多いのは、目の病気の緑内障です。
また、交通事故や労災等で視力を失ったりする人もいます。それ以外で、白内障、脳腫瘍などの脳疾患、ベーチェット病の様な全身性の疾患でも視力障害の原因となる場合があります。意外に出生時の損傷による視覚障害は少ないのです。視覚障害者も、職業範囲が少しではありますが、広くなって来ています。
やはり多いのは、針・灸・マッサージ師ですが視覚障害を患っている人は、指先の感覚が鋭く、づぼを探したり、針やマッサージの細かい手技を持っている人が多く適職と言われています。現在、盲学校では職業課程として、針・灸・マッサージ師養成の理療科が設けられています。
今日でも多くの視覚障害者の人がこの職種で働いています。最近、テレビ等で全盲の人がピアニストになったり、歌手になって活躍している場面を目にする事が多くなりました。昔も音楽家として生活していた人がいましたが、現在もこの分野で活躍している視覚障害者はいます。
さて、視覚障害者に配慮している点ですが、公の物では、歩道や駅などに見かける視覚障害者誘導ブロック(点字ブロック)です。それから、手すり、電車・バスの券売機や案内板には、点字表示、音声案内も設けられています。更に盲導犬にも「身体障害者補助犬法」が施行されていて、各種補助犬の受け入れが義務付けられています。盲導犬と一緒にどこにでも入れるようになりました。